マージナルな日々

まちづくりとか、田舎とか、婚活とか。

“目指せ、マージナルマン”

マージナルマン。


「多角的に物事を見れる人間になりたい」と思っていた学生時代。
「価値観の境界に立つことが多いなあ」と感じていた最近。
出会った概念が「マージナルマン」。

 

マージナルマンとは、何ぞや。

文化の異なる複数の集団に属し、そのいずれにも完全には所属することができず、それぞれの集団の境界にいる人。境界人。周辺人。  

(コトバンクより引用) 

 

元々は、発達心理学の世界で、「青年期」を表す言葉だそう。
子どもな一面もあるけれど、時々背伸びをして大人でもある。
そんな、不安定でどちらにも揺れ動く、いわゆる「思春期」を指して、

ルソーはこれを「第二の誕生」と呼び、ゲーテは「疾風怒濤の時代」、レヴィンは「境界人」(マージナル=マン)と呼んだ。 

 (wikipediaより引用)

 

ということのようです。


>完全には所属することができず
とか、
>不安定でどちらにも揺れ動く
といったように、「負の側面」を持つ言葉として使われているようですが、
いいじゃないですか、完全には所属しなくたって。
いいじゃないですか、不安定で揺れ動いたって。
いいじゃないですか、マージナルマン。

 

例えば、「都会」と「田舎」。
例えば、「若者」と「お年寄り」。
例えば、「生産者」と「消費者」。


異なる価値観の境界に立ち、どちらの影響も受け、どちらの考え方も受容する、マージナルマン。

そんな生き方をしたいと思っています。